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当院の紹介記事
Q: ぎっくり腰はどうして起こるのですか?

これはドイツ語ではヘキセンシュッス「魔女の一突き」とよばれており腰痛のため身動きができなくなるほどの症状をきたす急性の腰痛症です。

原因は大きく分けて 1.筋肉の肉離れ 2.椎間関節の捻挫 によるものがあります。

当院での治療ははじめにクライオ療法といってコールドパックを患部に当て、傷を受けた毛細血管を修復します。約10分ほどです。その後、キネシオテープの仙棘筋テープをします。これで軽度から中等度のぎっくり腰は軽減され、とりあえず日常生活は送れるようになります。しかし、2の椎間関節が原因となっているものはこれでは不完全でしばしば局所にトリガーポイントという注射を行います。これは細い針でしますのでそんなに痛くはないです。当初はこれでなんとか日常生活はしのげるようになりますが、まだ疼痛が続く場合はSSPという皮膚に刺さない針治療の低周波を数日間行い、キネシオテープを施します。
 
費用は当然全て保険が効くもので、社会保険本人の3割負担でレントゲン撮影をふくめて2000円から4000円ぐらいです。

よく、患者さんでぎっくり腰に対してはじめに暖めたり、マッサージを施したりして来院する方が多いですが、これは逆効果になるのでやめたほうがいいと思います。また、動けないからといって全て救急車で病院に行くことがいいとは限りません。それほどに症状がひどい場合は注射が必要です。病院に行って痛み止めと湿布だけをもらってまた帰宅するという一番悪いパターンになるので、まずは電話で病院に問い合わせて往診が対応できるかを確認したほうがいいと思います。ぎっくり腰は各病院で治療法は異なります。当院はまずは患部にやさしい治療をすることが原則と考えております。

 

  

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